第22回 世紀末デイズ 考察
夏はゲームなんだね
夏休みだからだね
リリースラッシュ凄いね。
6月末あたりに話題作リリースできれば
話題独り占めできるんでないの？
今週だけで話題作は
ファンタジーライフオンライン
世紀末デイズ
ギガントショック
他にも色々
まさにリリースラッシュ
という事で今回はDeNAとスパイクチュンソフトの
世紀末デイズ考察です
触れ込みでは不思議のダンジョンシリーズとの事
いきなりアンケートきたあ
まさかのダウンロード中にアンケート
うーん私は風来のシレンのファンだから
ゲームシステムかな。
このいきなりアンケート、ユーザー目線でどうなの？
さあこれからゲームやるぞという気分が削がれないかい？
気分は良くないよね。
気になったのが
DL中は音楽もお楽しみくださいの文言。
お楽しみください？
楽しいか楽しくないかは制作側が決めるのではなくユーザーか決める事。
いい音楽かどうかはユーザーが決める事。
制作側は内心いい音楽だと思っていても表現したらめちゃめちゃハードルあがるよ。
何故この文言を入れようと思ったのか制作側の意図が知りたい。
この余計な一言入れる事でゲーム楽しくなるの？、世界観広がるの？
自信があるならゲームの内容で語れ。
アンケート終わったらキャラの設定の説明ですね。
よくある設定だよね。
BLEACHも主人公のお母さん死んでる設定で後から伏線回収されたけど
この主人公の親が死んだ事に伏線はあるのかな？
色々なキャラクターの紹介ありますが
多すぎて覚えられません。
絵柄は独特で好き嫌い別れそう
物語は日常からスタート
妹大好きな主人公
妹も兄が大好きな様子をひたすら見せられて
突然事件が起こります。
20世紀少年のトモダチのような顔の見えない人物がミサイルのようなものを撃ち込んできます。
吹っ飛んで石の破片に貫かれて
死んでしまったかと思われる主人公…
何故か生きている主人公
学校には誰もいない状態。
状況が読めない主人公。
突然スマホが喋り出します。
学校には何故かモンスターがウヨウヨ、スマホのキャラがチュートリアルとして操作方法を紹介してくれます。
操作感は悪いです…
不思議のダンジョンシリーズをプレイした事がない人には伝わりにくいとは思いますが
かなりストレス溜まります。
一々進みたい所のマスをタップするのは怠いです。
そんな人の為にオートで操作してくれる機能があるみたいです。
いやそれ、不思議のダンジョンの意味あるー？
ピンチの時はオート機能使えないみたいです
チュートリアルを進めて階層を進んでいくと
チュートリアル定番の怖そうな絶対に勝てなさそうなボス登場
チュートリアルで絶対に勝てなさそうな怖いボス出すのやめた方がいい
と思うんですよね。
お前なんで勝てるの？とシラケますから。
主人公がやはり突然覚醒します
なんか必殺技使えるみたいです。
敵と戦うとゲージが溜まり、必殺技が打てます。この必殺技のタイミングも駆使してダンジョンを攻略するのでしょう。
まあまあの迫力です。
チュートリアルボス倒した後に
ムービー来たー
ムービーめっちゃ動きますねー
気合い入ってますね。
あれだね超能力使えるアイアムアヒーローのような感じかな？
一部の生き残った人がモンスターと戦うパニックな世界観。
ダークファンタジー。
人間離れした主人公達の能力。
なんだかんだ生存者がいて同級生の一部も仲間になり、妹大好き主人公は
妹を探す為に立ちあがります
この状況を解説してくれる大人達登場
なんか悪魔の石で作られたミサイルを打ち込まれて変な世界になり、
悪魔の石に影響を受けた生き物や道具がらリジェクターというモンスターに変身してしまっているみたい
悪魔の石に適応して自我を保っているのが
レゾネーター。
だから超能力使えるんだと。
適応者はほとんどいないようです。
ここで唐突に仲間を増やす為のガチャ
何この気持ち悪いデザインのお姉さん。
何故、札束投入して仲間呼ぶの？
ユキチというゲーム内通貨を投入して仲間を召喚です。
人身売買ですw
あっという間に終了したガチャで
どこにワクワクすれば良いのかわかりません。
加えて、先程の悪魔の石に適応できる人間はほとんどいないというストーリーとの整合性はもう忘れたの？
ガチャすればいくらでも適応人間呼べるやないかーい
という心の叫びはおいておき、
あとはダンジョン探索で、主人公は見つからない妹を探す為に世界を救う為に
悪魔の石の破壊に向かっていくストーリーです。
悪魔の石とはなんなのか？
悪魔の石を撃ち込んで来た人物の目的は？
世界はどうなってしまうのか？
妹は無事なのか？
不思議のダンジョンをクリアしてお確かめ下さい。
気になった点
リセマラ不要な所はグッド
何度でも引き直し可能なのは楽。
オート機能が非常に賢い
不思議のダンジョンシリーズ初心者もオート操作機能を使えばサクサククリアできます。
まるで誰かのゲーム実況動画を見ているようにかなり賢く勝手にクリアしてくれます。
運営ご自慢の音楽はオシャレ。
さあ駄目出しタイムです。
このゲームはユーザー目線があまりにも不足している。
①ガチャの演出が酷すぎる
ムービーめっちゃ気合い入っていてカッコイイのに何故ガチャに気合いを入れないのか？
気持ち悪いデザインのお姉さんにお金入れて仲間呼ぶ設定考えたやつ誰だよ。
ガチャはお客様がお金を落とす所
ガチャこそ最も楽しく、最もドキドキ、ハラハラさせるような演出にしなきゃいけない。
キャラが欲しいからガチャをするのではなくガチャ自体が楽しいからガチャをするぐらい思わせないとダメ。
ムービーは見るの一回
ガチャは千回ユーザーが見ると思って作るべき。
ムービーは気合い入れて作ってガチャはポンコツなゲームは絶対にヒットしない。
②運営ご自慢の音楽が世界観に合っていない
オシャレな音楽×世界の危機
単純に合ってないと感じた。
音を出すとより楽しめますアピールが凄いのも鼻に付く
③物語の展開が急展開すぎて冷める
世界観の構築が下手。
主人公がいきなり石の力で覚醒してモンスター達を倒していきます。
主人公達いきなり強すぎないかい？
平和な日常がいきなり崩壊してしまう世界を描きたいのかもしれないが
ユーザーが独特の世界観に付いてこれているのか意識して作っているのかな？
このゲーム、漫画やアニメ原作のゲームではないよね？
展開早すぎて世界観いいなあと感じる暇もない、このキャラクター可愛いカッコイイと感じる暇もない。
リアルな世界をテーマにするならば説得力のある設定や解説をしなきゃリアル感がないから駄目
ファンタジーをテーマにするならば逆に一々細かい設定説明されても想像力が働かない
から詳しい解説はＮＧ
④キャラクターの動かし方が駄目
何故漫画やアニメ原作のゲームがヒットしやすいのか？
それはキャラクターの個性がハッキリとしており、キャラクターが生きているから。
キャラクターが生きているからキャラクターにファンが付いてヒットに繋がるんです。
ワンピースの作者もキャラクター達が動いてくれるから面白い話ができると語っています。
面白い漫画家は皆キャラクターの動かし方が上手いんです。
オリジナルゲームで世界観を売りにしたいなら
キャラクターの動かし方に一切の妥協はしてはいけない。
つまらんキャラクターでつまらん動かし方をすると
漫画のように10週で打ち切りになると思います。
ユーザーは面白いゲームをやりたいからダウンロードしています。
面白いストーリーが読みたいなら漫画なり、アニメなり、小説なら、映画なり見ればいい。
この主人公達の設定、世界観が不思議のダンジョンという楽しさに繋がっていますか？
2時間やっても普通の不思議のダンジョンの方が楽しかったなとしか感じません。
ストーリーを進めればわかる？
ユーザーは2時間もつまらんゲームはプレイしてはくれません。
⑤不思議のダンジョンのワクワク、ハラハラがない
負けたら装備も何もかも失ってレベル1からスタート
これが風来のシレンの緊張感と達成感を生み出していたはず。
毎回拾える武器やアイテムが違うからこそ様々なプレイスタイルが求められる事が
楽しさの秘訣。
世紀末デイズは
ゲームシステム面で風来のシレンを超える事は出来ているのでしょうか？
完全オートプレイでレベルを上げていけばクリア可能でストーリーが観れてしまう仕様は
ユーザーにドキドキ、ワクワクを提供出来ているのでしょうか？
不思議のダンジョンファンにプレイして欲しいならば
このぬるま湯仕様で良いのでしょうか？
鬼畜こそ不思議のダンジョンシリーズではないでしょうか？
10点満点評価
世界観4
爽快感3
ストーリー4
キャラクター3
ワクワク3
ガチャ3
ゲームシステム4
（10段階評価大体の意味合い）
10…もう史上最高レベルで文句なし
9…最高レベルでゲームの魅力の核となる
8…非常にハイクオリティでゲームの武器となるレベル
7…中々高いレベル
6…合格点レベル
5…クオリティが低いが我慢できるレベル
4…ゲームに悪影響を与えるレベル
3…ゲーム全体に大きな悪影響を与えるレベル
2…これ一つでゲーム全部台無しレベル
1…絶句
ダメダメゲームです。
賢いオートプレイに感心はしましたが
全てが噛み合わないゲームですね。
ユーザー目線があまりにも足りない。
ユーザーが求めているものを見事にスカしてくれました
特に不思議のダンジョンファンは怒ると思いますよ。
私は怒っています。
SFCの風来のシレンを1000回クリアしてからもう一度ゲームを作って頂きたいです。
おまけ
もし私が世紀末デイズのプロデューサーでゲームをヒットさせるなら
①プレイアブルキャラクターは1人に固定し
、ガチャでキャラクターを排出しないことで
世界観が壊れてしまうことを防ぐ。
②武器合成アイテム、敵を肉に変えるアイテム、超強力な武器、防具、自動復活薬等の
冒険に有用な装備とアイテムをガチャで排出するようにする。
ダンジョンでもある程度のレアリティのアイテムはドロップするようにする。
③毎回レベル1からスタート。
もちろんダンジョンで倒れたら装備もアイテムも没収。ただし、課金石を大量に使えば装備のみ手元に残す事ができるようにする。
④主人公はもちろんシレン
世界が崩壊するとかそんな暗い設定にはしない。
風来人はそこにダンジョンがあるから制覇しに行く。誰もクリアできない迷宮が突然できてしまった。誰かこのダンジョンを制覇できる人間はいないのか？
そんな世界観でOK。
不思議のダンジョンの良さはユーザーの実力が上がって行く事が体感できる事とクリアした時の達成感である。ストーリーではない。
⑤タイムアタックイベントや超絶難易度のイベントを開催し上位ユーザーには限定の豪華アイテムプレゼントで
アイテム、装備ガチャへの課金を煽る。
無課金には超えられない壁を見せつける。
⑥超絶難易度のダンジョンを定期的に開発、ダンジョンに適した武器、アイテムのガチャを開催して継続運営を行って行く。
課金アイテムを消してしまう鬼畜仕様はユーザーには受け入れられないという固定概念がいけない。
風来のシレンは装備やアイテムが消えてしまうかもしれないというのが醍醐味。
ドM仕様の超ドキドキローグライク
ワクワクしませんか？
ガチャがあるシレンにした方がヒットしたと思いますよ。
